■ ID | 832 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 光触媒を利用した新型デニューダーの開発に関する基礎的研究 |
■ 著者 | 上田和範
Ueda Kazunori
早稲田大学創造理工学研究科 米持真一 Yonemochi Shinichi 埼玉県環境科学国際センター 名古屋俊士 Nagoya Toshio 早稲田大学理工学術院 |
■ 出版元 | 日本労働衛生工学会 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第48回日本労働衛生工学会、第29回作業環境測定研究発表会、平成20年11月12日 |
■ 抄録・要旨 | デニューダは、壁面に捕集液をコーティングして、ガスと粒子の混合体からガスのみを捕集する装置であるが、使用に際しては、均一なコーティングと多くの労力が必要となる。本研究ではTiO2薄膜の持つ、超親水化作用をデニューダに応用することで、捕集液の塗布、ガス捕集、捕集液の回収(抽出)、捕集液の再塗布という一連の工程を連続的に行う装置の開発を目標とする。TiO2薄膜上に11種類のデニューダ捕集液を滴下し、紫外線を照射下で接触角を測定したところ、接触角はいずれの場合にも10゜以下となり、超親水化作用が発現した。また、この超親水化は特別なUVは不要であり、蛍光灯中に含まれる微弱な紫外線で同様の現象が生じることが分かった。 |
■ キーワード | デニューダ、酸化チタン、超親水化 |
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